はにわ旅日記

日本中を自分の足で旅したい!

関東ふれあいの道・神奈川4 光る!241mの頂へ

こんにちわ、うちだまです。

関東ふれあいの道を行く旅を始めて2度目のウオークをしてきました。今回は3つのコースクリアを一気に狙いました。まずはこちらからご紹介します。

関東ふれあいの道については下記リンクをご覧ください

NATS 自然大好きクラブ|長距離自然歩道を歩こう!|首都圏自然歩道

  • コース:4 佐島・大楠山のみち
  • 日程:2019年11月17日(日)
  • 距離&コースタイム:10.7Km・3時間30分

【神奈川県コースの全体図】

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山と海を一度に堪能できる

大楠山は三浦半島最高峰だそうです。ここをまず登ってから海沿いを歩くルートです。「最高峰」とは実に山屋の心をくすぐるワードです。

ゴール手前では葉山御用邸の前を通過します。令和即位の年に何だかありがたい気分になりますね。

 

【アプローチ】

JR逗子駅から京急バスで移動です。

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朝の逗子駅は静か

バスの移動中、葉山御用邸の前を通過します。門くらいしか見えませんが、重厚感があります。その後もバスは海岸沿いに静かに南下します。朝日に輝いている海がキレイです。

ふと、ここであることに気が付きました。バスはこれから歩こうとしているコース上を、ルートとは逆向きに走っています。そうなんです、今日見る景色を先取りして見てしまっているんです(^_^;)

感動をとっておきたい人はコース3から繋いで来る方がいいかもしれません。

それはさておき、起点・大楠芦名口バス停に到着です。

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逗子駅から結構な乗車時間

【起点〜大楠山】

交差点を越えたところに案内板があり、右折してスタートです。

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入山前の補給はこのファミマが最後

早朝でやや冷えていますが、快晴の日差しが嬉しいです。バスの中ですでにユニクロダウンからウインドブレーカー代りのレインウェアに着替え済み。

余談ですが、今年レインウェアを買い換えました。モンベルのパーサライト。軽さと薄さと機能性を追求するならモンベルが随一と思ってます。ちなみに耐久性・透湿性は豪雨の会津磐梯山で検証済みです。

えー、スミマセン。話を戻します。

住宅エリアを抜けるとすぐに山の雰囲気です。久しぶりの登りに嬉しさがこみ上げてつい足が急ぎがちになりますが、ペースを意識して自重します。何せ下りてからの方が長いのです。

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舗装路と土の道とが混在

大楠山へは山道というよりも傾斜のある車道の趣き。実際、ジープに追い抜かれ、オフロードバイクが前から下りてきました。

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電波塔の手前に山頂への階段

山頂へは階段を行きます。それまでが緩やかすぎる登りだったので逆に効いてきます。おーい、まだかあ?!という感じで行くとひょっこり到着します。

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山頂は広く、開けた展望が予想外

この螺旋階段の鉄塔が撮影ポイント。少し離れて撮ると上手く収まります。鉄塔の上に登ろうと思いましたが、施錠されて閉鎖中でした。

山頂は広く、南と西に開けた眺望は侮るなかれ。朝日に照らされた海は厳か。山頂独り占めはやはり最高ですね。241mの頂にしんみりと感動しました。大楠山もかながわの景勝50選です。(正確には「大楠山の展望」)

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上皇陛下、上皇后陛下もお越しになられた大楠山

【前田橋バス停〜長者ヶ崎】

下山は前田橋へ向かいます。こちらはしっかりした山道で、新しい登山靴の慣らしにもってこいでしょう。手ごろな傾斜を快調に下りました。逆にこちらから登るのは結構効くかもしれませんね。

登山道のすぐ脇では背の高い笹薮の中がしきりに音を立てて揺れ動きます。何かいるなと思っていたら一匹のリス(たぶん)が茂みの奥へ逃げていきました。これぞ里山の朝です。

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山道下りるとすぐ住宅街、川沿いの遊歩道もある

前田橋バス停からは車道に沿って北上します。左手に海を見ながらのウォーキング。サーフボードが立て並べてある玄人肌のお店やオシャレな趣きのごはん屋さんが道沿いに点々と並んでます。奥さん連れてドライブに来たくなっちゃいました(*゚∀゚)

里山の雰囲気から一変、海辺の町へ。この変化がこのエリアならではの面白さであり、醍醐味でもあります。

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スープカレーもズッシーも何だか自然

ここから目指すは長者ヶ崎。自分の行くべき道がずっと向こうに見えてます。海の彼方へ目を転じれば富士山! モヤに霞んではいるものの、心の励みになります。

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公園から突端に出られる。ここも釣りスポット
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海岸線を見ながら長者ヶ崎へ

【長者ヶ崎〜葉山御用邸

長者ヶ崎を越えて少し歩くと街に入ったという印象を肌で感じます。歩道の先には人影があり、制服を着て長い棒を持ち直立不動です。この塀に囲われた木々の生い茂る一角が葉山御用邸でした。さっそく写真をひとつと思いつつ、ふと不安がよぎり制服の方に確認してみました。・・・あ、撮影不可?! 失礼しました(_ _;) 

でもすぐ脇の水路は撮ってしまった・・・まあ、お咎めなしでした。

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御用邸正面での撮影はNG

警備の方は見たところ非常にお若い方でしたが、こなれた口調で、しっかりと応対していました。近くに掲示されている看板を読むと皇宮警察の文字。へえー(・.・;)

 

葉山御用邸〜終点】

更に進んだ先にポツンと見えるのが終点・一色海岸バス停です。バス待ちのおばあさんがお一人いらっしゃいました。荷物を整理していた僕に品のいい声でバスの到着を知らせてくれました。ありがとうございます(^。^)

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案内板はバス停の脇に

それではおさらいです。

  • 大楠山:展望よく早朝オススメです。夕陽も期待できるのでは。逆周りの場合は割と登ります。
  • 前田橋から終点:富士山を追いながら歩くのも良いでしょう。砂浜に降りて静かな海岸を楽しんでもよし。途中でファミマがありますが、そこを逃すと長者ヶ崎の先までコンビニありません。

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海岸沿いでは歩道が狭いところも
  1. 神奈川全コース総距離:150.9Km
  2. これまでの総踏破距離:24.4Km
  3. 残りコース・距離数:14コース・126.5Km

最後までお読みいただきありがとうございました。次回はコース5「稲村ヶ崎・磯づたいのみち」です。