こんにちわ、うちだまです。
関東ふれあいの道への2度目のウオーク編、第3弾です。初回のウオークで「神奈川1」「神奈川2」をクリアしました。2度目の今回は「神奈川4」「神奈川5」に引き続き、同日に3つのコースクリアを狙います。
【関東ふれあいの道については下記リンクをご覧ください】
NATS 自然大好きクラブ|長距離自然歩道を歩こう!|首都圏自然歩道
- コース:6 湘南海岸・砂浜のみち
- 日程:2019年11月17日(日)
- 距離&コースタイム:10.2Km・2時間30分
【神奈川県コースの全体図】
<アプローチ>
前回ご紹介した「稲村ヶ崎・磯づたいのみち」と連結しています。コース5の終点・片瀬江ノ島駅がそのままコース6の起点となります。もちろんこのコース単体で挑む方は小田急線でアクセスすることになりますが、ほとんどの方がコース5と合わせて歩くのではないでしょうか。
<起点〜湘南海岸公園>
江ノ島の玄関口である片瀬江ノ島駅を起点とします。つい今しがた、コース5をクリアしたばかりの私はまだその余韻に包まれています。と言っても、周囲は待ち合わせの人たちや観光客、駅の乗降客で往来が途切れることがなく、落ち着かない雰囲気。頭を切り替えて出発しましょう。
まずは案内板を探します。起点と終点には案内板が設置されています。駅周辺を探しますが、どうもここではないようです。見落としていないか不安に思いながら再び国道134号線へ出ていきます。交差点はたくさんの人で溢れています。直感的にここだと思い周囲を見回すと、やっと発見。
藤沢市観光センターが目印で、そのそばに道標とともに設置されています。外国人夫婦らしき二人が案内板の簡易地図を熱心に読んでいて、どうやら江の島へ行こうとしているようです。うーん、そろそろ写真撮らせてください(・_・;)
国道を西へ向かうと、人が吸い込まれていく建物がありました。新江ノ島水族館です。実は私、入ったことがありません。人気は根強いようで、ファミリーのお客さんがたくさんいました。少しでも空いているときを狙って見に来ようっと。
水族館を後にすると混雑感は一気に減少して湘南海岸公園がその姿を見せます。広々とした様子に思わず足を踏み入れました。
海側へ寄っていくと、芝生のエリアがあり、そこではカップルやファミリーが思い思いの場所で座ったり寝そべったり、自由にくつろいでいます。ここから手頃な大きさの江ノ島を再確認できます。この日一番落ち着いて江ノ島を眺めたのがこのときでした。離れる前にしっかりと見ることができてよかったです。
<湘南海岸公園〜聶耳(ニェアール)記念碑>
公園の中を歩きますが、道が曲がりくねって思うように進んでいる感じがなく、現在位置に自信が持てません。そこで国道へ戻り、真っ直ぐ西へ向かう進路を取り直します。
実はその後も公園の中を出たり入ったりして少しロスしました。みなさんがここを歩く際には迷わず国道沿いを鵠沼橋へ向かって歩くだけで大丈夫です。変に撮影ポイントを探し求めるとかえって失敗します。鵠沼橋さえ渡らなければ見過ごしではありません。
聶耳(ニェアール)記念碑はそんな少し離れた場所に密やかにありました。ここが撮影ポイントです。
中華人民共和国の国歌「義勇軍行進曲」の作曲者である聶耳は(中略)1930年に上海に渡り、貧しい生活を送りながらもバイオリンの独学を休まず続け、翌年、「明月歌舞団」のバイオリニストに採用され、職業音楽家として作曲の理論や和声学を学びました。(略)
「義勇軍行進曲」を作曲した年の1935年(昭和10年)、日本を訪れていた聶耳は7月17日の午後、友人と遊泳中の鵠沼海岸で帰らぬ人となりました。
(出典:藤沢市ホームページ「聶耳(ニエアル)の紹介」)
この方について詳しくは知りません。ですが、隣国の国歌を作った人が自分の暮らす神奈川で亡くなったことくらいは覚えておきたいです。
私が撮影を終えたところへ一人の男性が現れました。声をおかけすると関東ふれあいの道とのことで、コース6にして初めて同業者(?)に出会いました。やはり記念碑を探して迷ったそうです。同じ目的の者同士ですから一言で通じ合います。それが嬉しい! しばし歓談した後、それぞれに歩き始めました。
<聶耳(ニェアール)記念碑〜終点>
鵠沼橋を渡り、すぐ左手からサイクリングロードへ入ります。ひたすらに続く長い、長い一本道です。
ランナーがいます。自転車にボードを積んだサーファーもいます。道端の舗装された一角ではBBQをしています。太陽は確実にその高度を下げていて、私の目線に鋭く光を打ち付けてきます。ここでも度付きサングラスは活躍しました。
烏帽子岩はずっと視界に入ったままなかなか近づきません。歩いて歩いてやっと追いついたと思った辺りがサザンビーチです。あまりも有名すぎる、あの「C」と初対面しました。
砂浜の道が行き止まり、木々に覆われた場所に着くと終点・柳島海岸です。
<柳島海岸〜浜見平バス停>
柳島海岸から浜見平バス停まで約600mの連絡区間があり、ここも実質的にコースのうちです。注意したいのは茅ヶ崎駅行きバスが来る場所が二つあることです。写真のバス停の反対側にも茅ヶ崎駅行きのバスが来ますので、よく確認しましょう。私はみすみす一本乗り損ねました。笑えなかったなあ(¯―¯٥)
では、おさらいです。
- 起点〜湘南海岸公園:片瀬江ノ島駅周辺などたくさんの人で混雑します。早めに離れた方が無難でしょう。標識は信号を渡ったところです。
- 湘南海岸公園〜聶耳記念碑:公園に寄ると海の眺めがいいです。でも、聶耳記念碑までは国道を直進する方が悩みません。記念碑は鵠沼橋の手前です。
- 聶耳記念碑〜終点:サイクリングロードは一部台風の被害で閉鎖されています。(2019年11月現在)国道の側へ迂回するところもありますが、閉鎖区間はそれほど長くありません。西へ向かってひたすら歩くのみです。
- 神奈川全コース総距離:150.9Km
- これまでの総踏破距離:40.8Km
- 残りコース・距離数:12コース・110.1Km
ふと思って調べたところ、神奈川県県央地区から半径40Kmというと神奈川県がほぼスッポリ。こんな風に見るのも面白いですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。次回はコース7「大磯・高麗山のみち」です。