こんにちわ、うちだまです。
コロナ自粛からおよそ4ヶ月ぶりに関東ふれあいの道を再開させました! いやあ、嬉しいけど長かった。前回のアタックは2月。記憶を取り戻すために以前の記事を読み返したほどです(笑)
関東ふれあいの道・東京編のアタック3回目は、昨年の台風で崩落して長く通行止めになっていた「湖のみち」に戻ります。
長丁場のため記事を前後編に分けてお送りします。
【関東ふれあいの道については「NATS自然大好きクラブ」をご覧ください】
- コース:1 湖のみち
- 日程:2020年6月27日(土)
- 距離・コースタイム:16.2km・7時間5分
目次
- コースのポイント
- アプローチ
- 起点〜三沢峠
- 三沢峠〜大洞山
コースのポイント
南高尾山陵を一気に西へ突破し、小仏城山から踵を返して高尾山口駅へ戻るコースです。
南高尾では草木が鬱蒼と生い茂り、幅が一人分しかない細いルートはトレイル感が強く、観光地「高尾山」のイメージではありません。標高500m前後のアップダウンがあり、 意外とタフです。
なお、このコースには撮影ポイントが2ヶ所あります。
アプローチ
京王線・高尾山口駅から徒歩で梅の木平バス停へアクセスします。非常に本数が限られた路線のためバス利用が難しいです。注意点としては駅からバス停へ向かう際、右側の歩道を進むことです。高尾山ICの直進通過ができなくなります。
起点〜三沢峠
7時前に高尾山口駅を出発し、起点・梅の木平バス停に来ました。駅前にいた登山者たちの賑わいとは裏腹にひっそりとしています。
ここは神奈川コース14の終点でもあります。そのため三沢峠までは逆回りながら踏破済みです。そのときの様子は以下のリンクからご覧ください。
梅の木平バス停を直進してすぐ梅の木橋があります。指導標識に従って左折し、川沿いの道を進みます。
その先がいきなりわかりにくいです。写真に書いた細道がポイントで、特に順路表示はありませんが、そのまま入りましょう。
峰の薬師への参道を表す大きな看板が目に入るので、そこを左折します。ここは半年前に通り抜けた道です。峰の薬師についてはやはり神奈川コース14の記事を参照してください。
緑に覆われたうかい竹亭は柔らかく素敵な雰囲気です。この道を奥へ進みましょう。舗装路はいつからか砂利を含むようになり、次第に頭上の木々が高くなっていきます。
高尾グリーンセンターに着く頃には地面は土に変わっています。前回通ったときはスタッフの方が作業をしていましたが、今日は締め切られて閑散としています。
ここを通過した先で案内板と東屋があります。道は徐々に細くなり、傾斜が効いてきます。人の気配は無くなり、フィールドへ入ったことを感じます。
眺望もない登りを我慢していくと、やっと平らな場所が開けます。そこが三沢峠で、1つ目の撮影ポイントです。標識をバックに自撮りしました。
左手から合流するのが神奈川コース14で、さらに城山湖方面から上がってくる登山道とも合わさる要所です。そのせいか指導標識が多数設置されています。
さあ、西へ向かって直進しましょう。
三沢峠〜大洞山
まずは泰光寺山のピークをしっかり越えます。もっとも、ピークと呼ぶよりアップダウンを越えるという方が合ってます。
その先で森に佇むフクロウと出会いました。三沢峠側に背を向けているので出会ったときは一体何かと思いますが、風景と馴染んだその姿はリアルです。対峙しているとこちらを凝視されている気分になりました。
ところで、標識等が見えず未確認ですが、読み違えでなければここが西山峠です。
この山陵は視界が開ける場所がほとんどありません。視線を落としがちな道中、唯一と言っていい場所が見晴台です。相模原は津久井、三ケ木(みかげ)方面の景色ですが、晴れていれば下界を一望だったはず。
中沢山のピークハントは遠慮して通過します。その後中沢峠とコンピラ山は無意識のままクリアしてしまいました。途中、三角点があったのがそうだったのかな?
眺望が乏しい中、小さなピークをクリアする我慢の展開が続きます。耐えるトレイルを続けるため心の中でリズムを刻みます。
大洞山は狙い定めて攻めるピークではなく、ふらりと山頂に抜け出しました。少し拍子抜けしますが、ここが2つ目の撮影ポイントです。忘れずに自撮りしましょう。
ところで、山頂標識に小さく標高が書かれています。コレも山屋あるある。
この時点でウェアが尋常ではない量の汗を吸い込んでいました。ドライメッシュの限界を超えて脱水前の洗濯物状態です。飲んだ水がそのまま出てくる感覚です。
一息入れてザックを背負い直したところで小さな山頂を後にしました。次に目指すは大垂水(おおだるみ)峠です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
前半の記事はここまでです。次回はコース1「湖のみち」の後半となります。引き続きご覧ください!