こんにちわ、うちだまです。
関東ふれあいの道・群馬編は4回目のアタックです。緊急事態宣言などの色々な事情により、前回アタックから随分と間が空いてしまいましたが、逆に暑さも過ぎて条件は良くなりました。
今回は関東八十八箇所霊場の第一番札所である白衣観音、ダルマで有名な少林山達磨寺、小野小町と縁のある得成寺や小桑観音をめぐり、高崎市から富岡市まで旅します。
【関東ふれあいの道については「NATS自然大好きクラブ」をご覧ください】
- コース:6 白衣観音めぐりのみち
- 日程:2021年11月3日(水・祝)
- 距離・コースタイム:17.5km・4時間
今回のコースは終点が2つある特異なコースです。踏破認定上はどちらか一方へ向かえばよいとのことですが、挑戦する側からすると戸惑う話ですね。
双方の終点を踏破したいと思い、一気に回ることとしました。そのため長距離アタックとなったので、前後編に分けてご紹介します。
アプローチ
JR高崎駅から市内循環バスぐるりん観音山線(13系統)を利用します。駅西口へ出て8番乗り場へ向かいましょう。
ぐるりんはその名の通り周回路線になっていて、上りと下りとで逆の回り方をするので系統に注意です。運賃は200円で現金払いのみです。
コース5の終点とコース6の起点は同じバス停です。連続アタックならばそのまま繋げることも可能です。今回は4ヶ月半ぶりにここに戻ってきました。
高風園前バス停〜白衣観音
起点:高風園前バス停から自動販売機の裏へ回って歩き始め、まずは住宅街を抜けていきます。ちなみに、このコースでも高崎自然歩道と重複した道を進みます。
緩い坂を登っていき、道標のない道を進みます。県作成の地図では、とてもここまで読み取れません。ヤマレコGPSが頼りです。
上の写真の丁字路では正面の標識が右方向へ指示していますが、関東ふれあいの道としては左です。この辺り、要注意箇所が連続します。
さらに道標のない分岐を右へ入ります。ここから木々に囲まれた自然歩道らしい道に入っていきます。
少し歩くと洞窟観音への入口がありますが、設定ルートではないのでパスします。
平坦な整った道で、数組の方々とすれ違いました。朝の雰囲気と相まってウォーキングやジョギングにはもってこいです。
この道を抜けた先に売店の屋根が見えてきます。昭和な雰囲気が色濃く残るお店が営業していました。
駐車場を通過して入っていくと、右手に大きな建物が見えてきます。慈眼院(じげんいん)本堂です。そこでお参りを済ませて振り向いたところに観音様はいます。
白衣観音(びゃくえかんのん)は、じっとこちらを見下ろしていて、大きさと迫力に圧倒されますが、不思議と怖さはありません。ここが踏破認定の撮影ポイントです。
昭和11年、高崎の実業家(略)井上保三郎翁は、高崎十五連隊の戦没者の霊を慰め、世の中に観世音菩薩の慈悲の光明を降り注ぎたいと念じ、さらに高崎の発展を願って、古来観音に縁の深い観音山頂に建立された
(出典:慈眼院ホームページ)
高さ41.8mの観音像は胎内を登ることができますし、息災、安産、子育ての仏様ながら何をお願いしてもよいそうです。懐の深い観音様ですね。
白衣観音〜分岐点
白衣観音の脇を通って裏手に向かいます。なお、この先は商店や自動販売機はありませんので、購入するものがあれば、ここで済ませましょう。
車道に出会ったら左折して、その先に染料植物園の看板が見えてきます。ここを曲がりましょう。
一般道を下っていきます。車道の脇を歩く格好なので車には注意ですが、交通量はほとんどありません。
染料植物園入口バス停を通過すると右手に階段と道標が現れます。
今後このプレートが頻繁にお目見えします。高崎自然歩道の道標と併せて確認していきましょう。
道は整っていますが、やはり立ち入る人が多くないのか、地面が柔らかいです。登山道ではなく里山の抜け道という印象ですね。
再び一般道に出るので右折して、しばらく道なりにまっすぐ進みます。
橋のたもとにバリケードが組んであります。千人隠れはここを下っていくのですが、貼紙があり、崩落により閉鎖と書かれています。残念ですが、諦めて先を急ぎます。
道標に従って右奥の山道へ入ります。人の気配がなく、閑散としていて、昼間でもどこか緊張感があります。
落ち葉が分厚く積もった道に毬栗が点々と転がっています。道は明瞭ですが、踏まれている感触は乏しく、足跡も見えません。
舗装された林道に出たら左折して、しばらく道なりに進んでいきます。行き交う人もなく、唯一出会ったのは不法投棄パトロール車だけでした。
1km余り林道を歩くと丁字路で車道とぶつかります。ここが分岐点で、右へ進むと達磨寺へ向かい、左の道は得成寺へと続きます。
まずは達磨寺を目指して右折します。高崎自然歩道と重複する道をまだまだ進むことにしましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。ここで一旦記事を区切らせていただき、続きはコース6【後編】にてご紹介します。引き続きご覧ください。