こんにちわ、うちだまです。
関東ふれあいの道・東京編のアタック2回目は、コース3と4を同日に連続で挑戦します。前回の記事でコース3をご紹介しましたので、今回はコース4をお届けします。
【関東ふれあいの道については「NATS自然大好きクラブ」をご覧ください】
- コース:4 歴史のみち
- 日程:2020年2月15日(土)
- 距離・コースタイム:8.0km・3時間30分
【東京都コースの概略図 出典:NATS自然大好きクラブHP】
(マップ)
目次
- コースのポイント
- アプローチ
- 起点〜浅間嶺
- 浅間嶺〜瀬戸沢の一軒家
- 瀬戸沢の一軒家〜終点
- まとめ
- 今日の一品
コースのポイント
浅間嶺までほぼ一本調子で登り、山頂からは素直に下りてくるルートです。近所の里山にさらりと登るイメージですね。東京都コースの中で最短の距離設定です。
浅間嶺から時坂峠へ向かう途中にはそば処があったそうです。テレビで取り上げられたこともあるらしいそのお店ですが、今では静かに建物だけが残っています。また、コース経路からは少し離れますが、終点の近くで払沢の滝が見られます。ここは日本の滝百選に入る名爆です。
自分としては時坂峠を楽しみにしていたのですが、まさかの事態発生に我ながら情けなく、愕然としてしまいました。
アプローチ
JR武蔵五日市駅から路線バスの利用です。本数が限定的なので要確認ですが、アクセス・乗り継ぎの心配を払拭する意味もあり、今回はコース3からの連続アタックとしています。
起点〜浅間嶺
コース3を踏破したばかりなので、トイレを済ませて水と行動食でエネルギー補給します。荷物を整え直して気分を入れ替えましょう。改めまして起点・上川乗バス停です。ちなみに里程標には「上川苔」となっていた気がします。
ついさっき歩いてきた方角(南秋川橋の方・信号のある交差点)へ向かって戻ります。右側の歩道を進むと指導標識に気がつくはずです。この路地のような坂から取り付いて、まもなく山道に変わります。
道は整っていて真っ直ぐに高度を稼いでいきます。上川乗バス停の周辺自体、人影が少なかったですが、一歩踏み入るとさらに人の気配を感じなくなります。
道は淡々と登るのみで、途中から九十九折になり、景色を見ながらというよりもしっかり前を見据えて登っていく感じです。
杉の木立に囲まれて、その間をすり抜けていきます。周囲を見ると間伐された跡がそこかしこにあり、丸太が転がっています。それにしても人が少なく、登り切るまでに2組3人とすれ違っただけです。
斜面をトラバースしつつ登り切ったところで視界が開けます。平らに広い場所にはベンチが用意されていて東屋もありますが、どうもここは山頂ではありません。そう言えば、到着したときに「展望台」と記された標識がありました。
そちらに戻り、もうひと登りしましょう。木がまばらになり、一歩進むごとに周囲の眺望が広がっていきます。下の広場で見た景色とは明らかに違います。お椀型に盛り上がった展望台に上がるとそこが目指すべき場所でした。
展望台に到着すると、そこには立派な山頂標識があり、静かに遠く広がる景色が一望できます。浅間嶺に到着で、ここが撮影ポイントです。この立派な標識と景色を入れて自撮りしました。
浅間嶺〜瀬戸沢の一軒家
下山道は道が隠れるほどの落ち葉で覆われています。標識を確認しながらなだらかな下り坂を歩いていきます。とにかく人が少なくて静かです。
途中から小さな流れの脇を通り、ゴロゴロとした石が敷き詰められた場所を下ります。登山靴であれば感じにくいですが、トレランシューズだと石のゴツゴツした衝撃が足裏に響いてきます。
道の先に建物の影が見えてきました。ここは地図上では瀬戸沢の一軒家と記載されています。いわゆる山小屋とは異なるので不思議に感じました。
このときは予習していなかったので下山後に調べてわかりましたが、以前ここではそば処を営んでいたそうですね。常連客に親しまれていた中、閉店されたとか。
瀬戸沢の一軒家〜終点
舗装路に出たら右手へ進み、神社を通り過ぎた先で峠の茶屋に出会います。目指すは時坂峠ですが、この辺りから何となく嫌な予感がしていて、地図を繰り返し見ていました。
途中で左に逸れる山道と黒い標識を見つけはしましたが、そこには「関東ふれあいの道」の表記や「時坂峠」の文字はなく、もう一方には「払沢の滝バス停」の文字があり舗装路を指しています。
非常に迷いました。なぜなら地図的にはここで曲がるはずだから。でもこの表示では・・・?
結果、直進して舗装路を行きましたが予感的中。ルートロストで時坂峠を通り過ぎてしまいました。さらにその先でも二重三重にロストしました。うーん、残念。
駐車場が見えたらあと少しです。二股の分かれ道を右に行けば払沢の滝(ほっさわのたき)です。今回は時間的な都合というよりも、足の疲労とルートロストのショックでパスしました。
滝を見送って直進すると交通量のある車道にあたり、正面が払沢の滝入口バス停です。一旦そこでタッチするものの、足を止めずに左手に目を向けましょう。北秋川橋があるのでそこが終点です。橋にタッチしてお疲れ様!
(2020年7月8日追記:時坂峠からの道のりを取り直した記事をまとめました)
まとめ
【東京都コース】
- 全コース総距離 :7コース・74.4km
- これまでの踏破距離:3コース・42.1km
- 残りコース数・距離:4コース・32.3km
【関東ふれあいの道全体】
- 神奈川県コース:150.9km(完歩)
- 東京都コース :42.1km
- 累計の踏破距離:193.0km
※上記の集計ではコース設定上の距離を用いており、実測値とは異なります。
時坂峠へ向かう途中と、その後の林道も併せてルートロストしたことが残念でなりません。次のアタックで改めて払沢の滝入口バス停には訪れないといけないですし、ロストしただろう場所は明確なので、リカバーを検討中です。
今日の一品
払沢の滝入口バス停の向かいにはお豆腐屋さんがあります。今回はこちらの「ちとせ屋」さんに寄りました。→ちとせ屋ホームページはこちら
外で湯豆腐を食べる人や豆乳を飲む人もいましたが、「うの花ドーナツ」をお買い上げ。アラフィフ世代が子どもの頃に食べたドーナツとは、ミスドでもなく、クリスピークリームでもなく、これでした。
そんな素朴な味わいをお土産にして堪能しました。ごちそうさまでした!
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回はコース5「鍾乳洞と滝のみち」です。ここは登山道が復旧したばかり(プロローグ参照)、楽しみです。
長く不通だった大洞山〜大垂水峠の崩落箇所が補修されて、やっと再開通しました!(プロローグ参照・3月30日更新) そのため一旦リカバリーのため戻りましょう。次回はコース1「湖のみち」です。