はにわ旅日記

日本中を自分の足で旅したい!

関東ふれあいの道・神奈川1 初めての海岸トレイル

 こんにちわ、うちだまです。

 関東ふれあいの道・神奈川編、記念すべき第1回目のアタックです。ここから関東一周を始めるかと思うと、高揚と緊張を感じます。第一歩を記したその旅の模様をお伝えします。

関東ふれあいの道については下記リンクをご覧ください】

NATS 自然大好きクラブ|長距離自然歩道を歩こう!|首都圏自然歩道

  • コース:1 三浦・岩礁のみち
  • 日程:2019年11月10日(日)
  • 距離&コースタイム:10.3Km・3時間

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アプローチ

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 京浜急行三浦海岸駅から路線バスに乗り継ぎます。松輪と松輪入口という似通った名前のバス停があります。場所も路線も異なるので気をつけましょう。

起点〜劔崎

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 ここで降りたのは私だけでした。起点・松輪バス停です。快晴の空のもと、見渡す限り大根畑です。神奈川県民からすると、実に三浦らしい風景という印象です。

 さあ、ここからすべてが始まります。いざ、歩き始めましょう。

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 道標に従い住宅街を抜けると、まもなく間口漁港です。漁船は陸に上げられていて休んでます。海も凪いでいて、休息の時間がゆっくりと過ぎています。

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 埠頭の脇にある階段に当たったら、そのまま越えましょう。いよいよ海岸トレイルが始まります。

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 キメの細かい砂とギザギザとした岩場が現れます。潮の干満で岩がえぐられた細長い溝が続きます。山と違い歩きにくいけれど、なぜか楽しくて前へ前へと足が出ます。

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 海岸の突端でふと石碑を見つけます。そこが剱崎です。かながわ景勝50選に含まれている名勝です。ここで海岸から上に上がると劔崎灯台があるのですが、先を急ぐ気持ちばかりが募ってしまい、見逃してしまいました。

劔崎〜白浜毘沙門天

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 江奈湾から陸に上がり、アスファルトに戻ります。人影はまばらで、空を舞うトビの声が響きます。

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 二股に分かれる道を緩やかに登って行きます。その先で毘沙門天の石碑が見えるので、そこから脇道へ入りましょう。

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 石碑から続く道は海岸へ向かうのですが、海に出てしまうその手前で右折します。下り坂の途中で、左手に白浜毘沙門天が不意に現れます。

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 藪に囲まれているので、盛夏の頃だと覆われてしまいそうです。通り過ぎないように注意しましょう。

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 毘沙門天を過ぎた向こうで再び海に出ます。写真のような足場が設置されていたりしますが、きっと満潮時には威力を発揮するのでしょう。

 ところで、滑る足元に気を取られて毘沙門の洞窟を見逃しました。景色に目を奪われたこともありますが、残念です。 

白浜毘沙門天〜終点

 アタックも佳境を迎えてきました。この先で平らな岩場が潮からその姿を表している場所に出会います。そこが千畳敷です。多くの釣り人が思い思いの場所で竿を振っています。ですが、この絶景を撮影し損ねるという大失態。初アタックということでご容赦ください。

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 大きく入江がえぐれている場所を見つけたら、そこが盗人狩、踏破認定の撮影ポイントですので自撮りしましょう。ちなみにここもかながわ景勝50選です。

昔、追いつめられた盗賊がこの地で渦巻く波濤を前に足がすくみ、ついに捕えられてしまったことから(略)名付けられました。

(出典:三浦市観光協会

 この景色もおそらく満潮では見ることができなかったと思います。潮位情報はしっかり確認するべきですね。

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 岩場をさらに奥へと進みます。狭まった道を抜けていくとヨットがたくさん停泊している湾に入ります。この辺りで少し疲れを感じました。不慣れな海岸を歩いたこともあったでしょう。それらがゴールに向かう安心感とともに出てきたのかもしれません。

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 港から出たところでじっくりと登る坂があります。そこを上り切ると左手に終点・宮川町バス停があります。お疲れ様でした!

まとめ

  • 事前に潮位を確認しましょう。干潮時を狙う方が安全かつ歩きやすく、景色も良いことはいうまでもありません。
  • 劔崎灯台や毘沙門洞窟など、見落としたスポットがありますが、探して行く価値が十分あります。
  • 全体に岩がよく滑ります。転倒には注意です。

【神奈川県コース】

これまでの踏破距離:1コース・10.3Km

残りコース数・距離:16コース・140.6Km

※上記の集計ではコース設定上の距離を用いており、実測値とは異なります。

 最後までお読みいただきありがとうございました。次はコース2「油壺・入江のみち」です。

(本記事は2020年11月28日に再編集しました)