はにわ旅日記

日本中を自分の足で旅したい!

関東ふれあいの道・群馬8 姫街道はどこ?

こんにちわ、うちだまです。

関東ふれあいの道・群馬編はブランクを経て5回目のアタックをしています。前回のコース7からそのままコース8に連続して繋げます。
コース名には旧信州街道とあり、県の解説によると、ここにはかつて「姫街道」が通っていたようですね。
関東ふれあいの道については「NATS自然大好きクラブ」をご覧ください】

  • コース:8 旧信州街道のみち
  • 日程:2024年1月8日(月・祝)
  • 距離・コースタイム:8.8km・3時間

姫街道」について

信州街道の「姫街道」について手元で調べてみたものの、ご紹介できるほどの資料は見つかりませんでした。大雑把に言うと

らしいです。ただし、検索受売り情報です。
実際のルートについて地図などで照合しようとしましたがそれは叶わず、残念ながらコース8のどの部分が「姫街道」に該当するのかはわかりませんでした。

アプローチ

今回はコース7からの連続アタックです。コース7の終点は不明確(前回記事参照)でしたが、地図ではコース7と8は繋がっているので、そのままリスタートしました。(下記の写真はコース7の終点)

なお、この付近あるいはコース8には補給できる店はなく、自販機は1台しか見つかりませんでした。ここで補給したい場合にはコース8と反対方向に向かうとコンビニがあります。ただ、そこまでやや離れているので、事前に要検討です。

起点〜宮崎公園

起点・宮崎入口バス停ははっきりしませんが、ここを起点と判断して、通りに沿ってスタートしましょう。

信号のある交差点では「旧茂木家住宅」を指す看板があるので、斜めに入っていきます。この看板は関東ふれあいの道のものではないです。

赤い鳥居が目立つ宮崎神社の前を通過します。住宅地の真ん中ですが、ここだけ高い樹木に覆われていて、神域であることがわかります。

宮崎公園を表す看板と道標がある角を左折。

直進していくと上記写真のところに出合います。一瞬そのまま左手へ行きそうになりますが、茂みの奥に見える駐車場へ入っていくのが正解です。

宮崎公園〜宇芸神社

駐車場に踏み込むと奥に案内板があり、その脇から宮崎公園に入ることができます。

明治20年 宮崎の富豪・鈴木城作氏が(略)主にツツジとモミジを中心に(略)現在の庭園の基礎を造りました。
出典:しるくるとみおか・富岡市観光ホームページ

園内の写真を撮り忘れてしまいましたが、小さいながらも確かに整っている印象でした。時期がよければ樹木が鮮やかな色合いを見せてくれるでしょう。

小高くなっているところが旧茂木家住宅です。どうやら「もぎ」じゃなくて「もてき」と読むみたいですが、定かでないです。

昭和45年、国の重要文化財に指定され(略)この茂木家住宅は(略)現在残されている民家の中では我が国で最古のものです。
出典:しるくるとみおか・富岡市観光ホームページ

正直言ってこの建物への感想は特になく、撮影ポイントに指定されているから来たというのが本音です。古い建築物に造詣がある方ならよいかもですね。

園内には関東ふれあいの道の道標はおろか、方角を示すものは見当たりません。西側の出口に向かう階段が見つかったらそれを降りて外に出ましょう。

宮崎公園を出たら西へ向かって、ただただ直進します。

道標は西中学校のところまで現れません。ここからなおも真っ直ぐです。

右手に広場的な場所が見えてきます。この先に宇芸(うげ)神社があります。

宇芸神社〜終点

宇芸神社の祭神は稲魂命(ウカノミタマノミコト・宇迦之御魂神とも)という穀物の女神。「宇迦」は「ウケ」の古形。その辺りから「ウゲ」になったのかなと想像します。
由緒ある神社だと知ったのはクリアしてからで予習不足でした。そのため立ち寄ることなくスルーしましたが、寄ってみても良さそうですね。

先を急いだ理由の一つが風です。冷たい風が強く吹き下ろしてきて、遮るものがない。正面から全面的に風を受けるので走ろうにも身体が押し返されて体力を消耗します。

また、今回は日帰りでのアタックだったため、帰りの行程を考えると早めのゴールが望ましかったのです。

道はひたすら直進ですが、徐々に傾斜がついてきて、最後は12%という斜度。コース7と合わせて15km以上移動してからの急坂なので足に効きます。

坂を登りきると小屋らしきものがあり、その先でコース9と出合いますので、ここを左折します。

あとは千平駅に向かって下るのみ。ひたすらにまっすぐ下り続けましょう。ただし、スピードの出し過ぎで転倒に注意です。

この踏切を越えたら右です。案内板はコース9のものでした。

終点・千平駅に到着。ここはホントに簡素な無人駅で、お店どころか自販機もない。ゴール後に何か買って一息入れようという計画では失敗します。補給食や飲料はしっかり準備してアタックしましょう。

まとめ

  • 起点は不明確です。コース7と一体で捉えて連続アタックがお勧めです。
  • コース全体を通じて水や食料の現地調達はほぼできません。ゴール後の状況までを考慮した準備が必要です。
  • 道標の数が乏しいものの道自体は易しいので、コースロストの心配はないです。
  • 冬は風、夏は陽射しへの対策が必須です。

群馬県コース】

  • これまでの踏破距離:9コース・114.9km
  • 残りコース数・距離:26コース・240.4km

関東ふれあいの道全体】

  • 神奈川県コース:150.9km(全踏破)
  • 東京都コース :  91.9km(全踏破)
  • 埼玉県コース :155.5km(全踏破)
  • 群馬県コース :114.9km
  • 累計踏破距離 :513.2km

※上記の集計ではコース設定上の距離を用いており、実測値とは異なります。

ご覧いただきありがとうございました。
次回はコース9「大桁山登山コース」です。