はにわ旅日記

日本中を自分の足で旅したい!

関東ふれあいの道・埼玉9【後編】群馬が見える

 こんにちわ、うちだまです。

 関東ふれあいの道・埼玉編、5回目のアタックではコース9と10を連続で突破します。前回の【前編】にて城峯山に登るところまで行きました。その続きをお伝えします。

関東ふれあいの道については「NATS自然大好きクラブ」をご覧ください】

  • コース:9 将門伝説を探るみち
  • 日程:2020年12月26日(土)
  • 距離・コースタイム:14.3km・4時間50分

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城峯神社〜石間峠

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 城峯山山頂から下りると、眼下に神社の屋根が見えてきます。そのまま階段を伝って正面へ回りましょう。

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 城峯神社は重厚さが印象的で、林に囲まれる中でひときわ存在感を放ちます。ここが踏破認定の撮影ポイントです。鳥居をバックに自撮りしましょう。

山頂直下の城峰神社は日本武尊藤原秀郷を祭る大きな社殿だ。付近には平将門の弟、勝平に関する伝説が残されている。

(出典:ヤマケイオンライン

藤原秀郷平将門を討ったのちに、城峯神社を建立したとされていますが、それよりも古くからお犬様がまつられており、火災、盗難、病気の守り神として信仰されています。

(出典:秩父市ホームページ

 歴史には疎いですが、日本武尊は山犬や火難と繋がります。一方で将門伝説も残っていて、成立ちがよくわかりません。

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 藤原秀郷を祀ると言いますが、本殿には「将門」の文字があり、神社の奥へ登ると「将門の隠れ岩(コース設定外)」という岩場もあります。

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 ただ、山犬が本殿を護っています。ならば所縁は日本武尊? まあ、謎解きはこの辺にして先へ急ぎましょう。

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 舗装路で城峯山の山頂を巻いて行きます。石間峠を目指して戻りましょう。

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 石間峠から先は下るのみですが、ここから長い下りが始まります。

石間峠〜城峯公園

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 峠を通過すると看板が出てきて左折路が現れますが、ルート上の左折ポイントはこの先です。

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 数十m先で舗装路から離れて道標が設置されています。これを見逃さないようにしましょう。

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 再び山道に入ります。荒れてはいませんが、人は少ないです。ちなみにここは「山と高原地図」には載っていません。

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 山道を下り切って右へ向かいます。この先は舗装路をひたすらに進みます。

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 宇那室バス停の手前には休憩所と道標、案内板にトイレがあります。この二又を左に上がり、集落の中へ入っていきます。

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 集落とはいえ、道行く人は見かけません。そのうち徐々に道が登り始めます。小さな標識が目に入ったらその先の丁字路を左に曲がります。

城峯公園〜終点

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 坂を上がったところが城峯公園の入口です。ここは冬桜のスポットらしいのですが、時期が過ぎてしまったようです。

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 駐車場奥の階段を上がります。案内板が設置されていて、そこを抜けて園内へと入りましょう。

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 レストハウスの隣にトイレがあり、その脇を入ると展望台へと続きます。

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 階段は十数段しかなく、わけなく展望台に到着です。ここから景色を一望できます。

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 目の前に神流湖(かんなこ)が広がり、下久保ダムが小さく見えます。湖が県境に当たり、その向こうは群馬県です。とうとう見えました。

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 園内に戻り、奥へ進むと下る道があります。ゴールに向かって駆け下りましょう。上記写真のポイント以外は一本道です。

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 紛らわしい作業道などがありますが、気にせずひたすらに下ります。バス停の小屋が現れたらそこを鋭角に左折です。

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 ここからは車道を走っていきます。時々ダンプカーが通るので注意しましょう。二又路は右へ下ります。

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 長く退屈な舗装路ランに飽きた頃、カーブを越えた先に赤い鉄橋が姿を見せます。終点・登仙橋バス停です。思わず拳を握りました。

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 走り切れて安心しました。バス停タッチでゴール。お疲れ様でした!

まとめ

  • 鐘掛城まではしっかりと標高を稼ぐ登りです。
  • 埼玉県コース最高点でもある城峯山からの眺望は随一です。
  • 城峯神社の狛犬は3種類いるそうです。探しても面白いでしょう。
  • コース外の「将門の隠れ岩」は安全面からパスしました。
  • 登仙橋バス停発着の神川町営バスはダイヤ限定です。

【埼玉県コース】

  • これまでの踏破距離:9コース・97.2km
  • 残りコース数・距離:4コース・58.3km

関東ふれあいの道全体】

  • 神奈川県コース:150.9km(全踏破)
  • 東京都コース : 91.9km(全踏破)
  • 埼玉県コース : 97.2km
  • 累計踏破距離 :340.0km

※上記の集計ではコース設定上の距離を用いており、実測値とは異なります。

 最後までお読みいただきありがとうございました。次回はコース10「下久保ダムを望むみち」です。