こんにちわ、うちだまです。
最後に関東ふれあいの道を歩いたのが2021年11月。
様々な状況変化が起こる中でついつい足が遠のき、いつしか完全踏破の夢を胸の奥底にしまい込んでいました。しかし、チャレンジを放置していることは常に心に残ったままで、自分自身辛かったです。
今、すべての言い訳を捨てて再スタートします。いざ再び群馬へ。
【関東ふれあいの道については「NATS自然大好きクラブ」をご覧ください】
- コース:7 歴史を尋ねるみち
- 日程:2024年1月8日(月・祝)
- 距離/コースタイム:11.5km/3時間30分
アプローチ
コース7の起点は駅から離れています。
以前ならデマンド乗合タクシー・愛タクを利用したでしょうが、中断期間中にランニングを始めた私には「自分の脚力」という選択肢が増えました。
JR高崎駅から上信電鉄に乗り換えて東富岡駅。ここから走ります。なお、愛タク利用の場合には隣の上州富岡駅へ行くのがよいでしょう。
線路沿いに西へ向かい、跨線橋を右折です。
富岡バイパスを渡るのですが、もし買い物が必要なら右手にあるセブンイレブンに寄りましょう。この先コンビニはありません。
バイパスの先にある坂道を越えます。ちょっとした坂トレです。
上高尾の交差点を右折したら道なりに直進。少し進むと和菓子屋さんがあります。
店内撮影はNGでしたが、あんまんと抹茶まんが各々80円。安くて美味しかった。
そのすぐそばが中高尾バス停。ここまでで2.8km、20分弱のジョギングですね。
起点〜すみれヶ丘公園
起点:中高尾バス停の先に長学寺への入口があり、そこに案内板です。体が冷えないうちに早速スタートしましょう。
緩やかに登る舗装路を淡々とジョグ。冬の太陽が柔らかく差し込む中、空気は凛として身が引き締まりますね。
さらに進み、紫陽花園の看板があるところを左に曲がった先に東屋があります。そこから階段を登りましょう。
長学寺の歴史は835年に遡るのだとか。1200年近くの由緒がありますね。
階段を上がったら門の前を左折です。長学寺の中に入らないように気をつけましょう。
トレイルは軽い登り基調。明るくて走りやすいけど、つい欲張ってしまい、息が上がりました。
この分岐は左折です。右へ行かないように注意。ぜひ道標を設置してほしいですね。
工場のそばを抜けて丁字路に道標があるので左折です。その先はしばらく道なりに進みます。
この分岐も要注意、左折が正解。道標は茂みに隠れて見えにくいです。
正面には妙義山の異形がはっきり見えます。上州の空っ風を遮るものはなく、強く吹き付けて身体を冷やします。
農地を抜けた先で交通量の多い道路に出ます。歩道がないので通行には十分気をつけましょう。
その先に現れるのがすみれヶ丘公園です。グラウンドから少年野球の掛け声が響いていました。
すみれヶ丘公園〜一ノ宮北
すみれヶ丘公園から直進した先にハッピードリンクショップがありますので、ここで左折です。集落に向かって林道を下りますが、ここからのルートは道標が乏しく難しいため、連続写真で紹介します。
1:坂を下ったところを右折 2:丁字路を右折
3:すぐに二又が現れるので左へ 4:ひたすら道なりで進み、信号も直進
5:二又を左へ、その先で坂を登って下る 6:道標ないので慎重に進む
7:トタン建物の脇を入る 8:道標が現れるので右折
9:田んぼの間を直進、丁字路を左折してすぐ右折 10:住宅地の十字路は直進
11:二又を右へ 12:この道標まで来れたら正解
12以降は道標があるので一ノ宮方面へ進めます。
一ノ宮北〜終点
一ノ宮北の交差点まで来ると、正面右手に木々に覆われて、こんもりとした小高い場所が見えてきます。
鳥居をくぐり、ややきつめの坂を登ります。
登りきると右手に立派な門が現れます。さすがは上野国一之宮。この日は初詣客で賑わってました。
貫前神社は参道の階段を降りて境内に入る珍しい「くだり参道」になっています。ここが撮影ポイントです。
天武天皇の時代に(略)遠く奈良の都にまで貫前神社の存在が知られ(略)上野国一之宮として朝野をとわず崇敬をあつめてきました。
本殿・拝殿・楼門は国の重要文化財だそうで荘厳かつ華麗。くだり参道も実際に訪れてみるとその不思議さに惹かれます。一見の価値ありです。
撮影を終えたら通りに戻り、西へ。道標がそれほどないので不安ですが、狭い道を経由して下りていきます。
交通量のある交差点に出たらそこが終点です。県の地図に書かれている宮崎入口バス停を探しますが見当たりません。案内板も設置されておらず、実に中途半端ですが、やむなくここで区切ることにしました。
まとめ
- コース中の随所に自販機はありますが、コンビニはありません。
- 起点へのアクセスには愛タクが便利ですが予約方法など事前確認しましょう。
- 県の地図と実際とで道標の位置が不一致の場所があります。
- ルートロストのリスクが高いので、スマホGPS活用をお勧めします。
- 終点は非常に不明確なため、自己判断が必要です。
【群馬県コース】
- これまでの踏破距離:8コース・106.1km
- 残りコース数・距離:27コース・249.2km
【関東ふれあいの道全体】
- 神奈川県コース:150.9km(全踏破)
- 東京都コース : 91.9km(全踏破)
- 埼玉県コース :155.5km(全踏破)
- 群馬県コース :106.1km
- 累計踏破距離 :504.4km
※上記の集計ではコース設定上の距離を用いており、実測値とは異なります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回はコース8「旧信州街道のみち」です。