こんにちわ、うちだまです。
関東ふれあいの道・群馬編が始まりました。時は2020年12月に遡ります。まずは県境を越えて、湖の向こう側へ向かいましょう。
なお、アタックの順序についてはプロローグ「踏破順前後について」をご参照ください。
【関東ふれあいの道については「NATS自然大好きクラブ」をご覧ください】
- コース:1 三波石峡のみち
- 日程:2020年12月8日(火)
- 距離・コースタイム:5km・1時間30分
アプローチ
神川町営バスを利用してアクセスしますが、限定ダイヤなので事前の確認と計画が必要です。埼玉県コースアタックと併せて一気に踏破するのも手かもしれません。
起点〜三波石峡
起点・登仙橋バス停から橋を渡ると群馬県ですが、スタートしたばかりなので越境したという感触は乏しいです。ちなみに写真には、はにわが写り込んでいます。わかりますか?
埼玉県コース10と途中まで重複したルートを進み、ダムが見える方向へ歩いていきます。周囲には数件の民家がありますが、早朝で人の姿は見えません。
舗装路から見下ろす先に渓流がずっと見え続けています。通りに沿って下へ降りるための入り口が数カ所設置されています。
階段は場所によって造りが異なり、下りた先での景観もそれぞれ違います。場所を変えて楽しむのもいいかもしれません。
訪れたとき、季節は初冬でした。冷え切った空気と静寂の中、乳白色の独特な色彩の世界が谷間に広がっています。水の流れも岩石たちも、みんな不思議な青白さを纏っています。
天然記念物でありながら、渓流と接するところまで近づくことができます。この三波石峡が踏破認定の撮影ポイントです。
三波石峡〜下久保ダム
三波石峡から上がったら再びダムを目指します。谷間のため、まだ朝日は差し込んできません。遠くに見える山だけがオレンジに染まっています。
ダムの姿が大きくなると、駐車場が現れます。ここを左へ入ります。
道標に従って鋭角に曲がり、渓流の方へ降りていきます。
叢石橋に出会います。埼玉県コース10の撮影ポイントでしたね。今回はそのまま通過して一旦、埼玉県側へ戻ります。
ダム直下は九十九折の登り道です。徐々に朝日が辺りを照らし始めますが、まだまだ肌を刺す寒さは厳しいです。
登り切ったところで道が左右に分かれます。改めて群馬県を目指して右に進路を取りましょう。
ダムの真上を真っ直ぐに伸びる道が湖を隔てる壁でもあります。冬の湖面は穏やかで、鏡のように乱れがありません。
人工的に作られたダム湖ですが、神流湖は深く青い水で満たされていて実に美しかったです。
ここでやっと朝日に追いつきました。日光を浴びて元気が出てきたのか、無性に声を出したくなりました。
道はずっと続いています。正面に見える建物が埼玉県と群馬県の県境です。建物の直下に両県の標識がありました。
ぐんまちゃんのお出迎えを受けて正式に越境です。一気に突入しましょう。来たぞ、群馬!
下久保ダム〜終点
駐車場を通過し道なりに進んでいくと、国道462号に当たります。トンネルと反対に左折します。
国道に出たらすぐ左に下る入り口があります。特に道標は見当たりません。ここを逃さないようにしましょう。
神流湖の岸に向かって下りて行きます。ボート乗り場の奥は釣り堀のようで、早朝から人の姿がありました。
湖岸を歩いていきましょう。道は落ち葉で覆われていて滑りそうなほどです。
通り抜けた先で道が二又に分かれます。道標は左方向を指示し「自然活用管理センター」と書かれていますが、疑問に感じます。
県作成の地図を確認しますが、自然活用管理センターには行かないと判断しました。
そのまま坂を上がって国道462号に出て行きます。
まもなく終点・保美濃山バス停が見えてきます。いつもの通りバス停タッチでゴール、お疲れ様!
まとめ
- 起点、終点ともにバスのダイヤは限定的で、要確認です。
- 三波石峡へは複数の入り口が設置されており、渓流の岸まで行くことができます。
- 下久保ダムを通り、神流湖を渡る途中が県境です。
- 自然活用管理センターには向かわないルート解釈をしました。
【群馬県コース】
- これまでの踏破距離:1コース・5.0km
- 残りコース数・距離:34コース・350.3km
【関東ふれあいの道全体】
- 神奈川県コース:150.9km(全踏破)
- 東京都コース :91.9km(全踏破)
- 埼玉県コース :155.5km(全踏破)
- 群馬県コース :5.0km
- 累計踏破距離 :403.3km
※上記の集計ではコース設定上の距離を用いており、実測値とは異なります。
最後までお読みいただきありがとうございました。次回はコース34「桜山のみち」です。