こんにちわ、うちだまです。
関東ふれあいの道・群馬編は9回目のアタック中です。
この日は朝一番に榛名神社から走り始めて榛名湖を見下ろしながらトレイルを進み、伊香保温泉の賑わいをすり抜けてきました。次は上野国四之宮を目指します。
- コース:17 しぶかわのみち
- 日程:2024年4月28日(日)
- 距離/コースタイム:8.5km/2時間30分
アプローチ
コース16から連続アタックのため、前回終点としたわらびが丘バス停から始めます。そこがコース17の起点と繋がっています。
起点〜グリーン牧場
前回の終わりで交通量の多さに冷や冷やしながら辿り着いた渋川市総合公園が起点です。整った木々の姿と散策する人ののどかな様子にホッとしました。
園内にはバーベキュー場があり、家族連れでいっぱい。訪れたのはちょうど大型連休だったので、子供たちの歓声が響いていました。
木漏れ日が気持ちよく、道もとても綺麗に整備されています。総合公園は起伏を利用してクロスカントリーコースが設定されているそうです。
下り基調の公園を抜けると住宅エリアに出るので、道標のある十字路を左折します。ここから少し登り返していきます。
グリーン牧場〜甲波宿禰神社
坂を登りきった先で正面にグリーン牧場が現れます。ここも大変賑わっていましたね。信号のない横断歩道があるので、車に気をつけて牧場側に横断し、左折します。
グリーン牧場の敷地に沿って回り込むように進みます。周囲にお店や自販機は見当たりませんが、牧場内へ入れば補給可能かもしれません。
少し進むと原美術館ARCの前を通りますが、美術には疎いのでパス。まあ、そもそも汗だくで顔から塩を吹いている状態では入れません。
美術館を後にして道標を見つけたら右折。このエリアを歩く人はいない様子ですが、歩道がしっかりあるので助かります。
と言いながら、進むほどに歩道は減っていき、上の写真のところからは端を行くしかありません。
公園のような整備された施設が見えてくるので道標に従って右へ向かいましょう。この辺りから連続アタックの疲れと単調さが混ざって心身ともランは厳しくなり、歩き始めました。
基本的に一本道の舗装路を下っていくのでロストの心配はありません。上の写真では古びたバス停が目印で、直進です。この先で林道が終わります。
上信自動車道を歩道橋で渡ると住宅街に入り、ガラッと雰囲気が変わります。道路の右手に道標が現れますので、見落としに注意です。
甲波宿禰神社〜終点
石段を上がった先で木々に覆われた社が見えてきます。ここが撮影ポイント・甲波宿禰(かわすくね)神社で、貫前神社などと並ぶ上野国の四之宮。祭神の速秋津彦命と速秋津比売命は水に関する神様のようです。
速秋津日子神・速秋津比売神が「水戸(みなと)の神」であることについて、ミナトは水の出入口、すなわち河口のことで、河・海を分担するその境界を表わしていると考えられている。
(出典:國學院大学「古典文化学」事業
「甲波」と「河」は読み方で繋がるのかな。それにしても海なし県の群馬で河・海を分担する神様とは、ちょっと不思議ですね。
四之宮にお参りしたらゴールを目指して駆け出します。鳥居を通って下に降りて右へ向かいましょう。
あとは道なりにまっすぐ進むと交番と郵便局のある道路に出合います。ここで通りを渡って右折し、程なく駅を示す表示が見つかります。
小さな無人駅がひっそりと迎えてくれました。終点・金島駅です。
誰もいない駅舎に向かってタッチポーズ。無事にゴールです。お疲れ様でした!
金島駅は完全無人駅で切符の代わりに乗車駅証明書を取ります。これを下車駅で提出して精算する仕組みです。
そのほか、周辺に店はなく、駅の自販機があるのみです。トイレはありますが、人によっては厳しいかも。一方で誰もいないため、裏のスペースを拝借して手早く着替えをすることはできました。
まとめ
- トレイルはなく、舗装路のみのコースです。
- 一部では歩道がありません。交通状況を見て安全を確保してください。
- 終点を含めてコース上での補給はまず期待できません。十分な装備・準備をお勧めします。
- 金島駅は完全無人駅で、JR吾妻線はおおよそ1時間に一本です。
【群馬県コース】
これまでの踏破距離:18コース・182.5km
残りコース数・距離:17コース・172.8km
【関東ふれあいの道全体】
神奈川県コース:150.9km(全踏破)
東京都コース : 91.9km(全踏破)
埼玉県コース :155.5km(全踏破)
群馬県コース :182.5km
累計踏破距離 :580.8km
※上記の集計ではコース設定上の距離を用いており、実測値とは異なります。
ご覧いただきありがとうございました。
群馬の旅がようやく半分を越えました。いや、長いですね。
次回はコース18「たかやま高原牧場のみち」です。