こんにちわ、うちだまです。
関東ふれあいの道・埼玉編、3回目のアタックではコース4とコース5を続けて歩きました。まずはコース4の模様をお伝えしましょう。
【関東ふれあいの道については「NATS自然大好きクラブ」をご覧ください】
- コース:4 峠の歴史をしのぶみち
- 日程:2020年10月18日(日)
- 距離、コースタイム:15.6km、4時間50分
アプローチ
西武鉄道を利用します。ただし早朝出発を計画したため、コース3と同様に車でアクセスしました。詳しくは前回記事をご参照ください。
起点〜旧正丸峠
1番電車が発つのを合図に準備を始めます。やっと空が白み始めました。起点・正丸駅を出発しましょう。
身が縮むほどの寒さではありません。山道に入る頃には上着をしまいました。周囲に音は無く、木も鳥もまだ目覚めていません。
枯れた沢筋を進み、少し角度のある登りを上がると奥村茶屋が見えてきます。建物の裏手を抜けて通りに出たところが正丸峠です。
ここの標高は600mほど。期待はしていませんでしたが、何とここで雲海が現れました。本当に想定外のことで、気分が一気に上がります。
朝日が真横から差し込み、落葉が敷き詰められた登山道を秋色に照らします。こんな空間を独占できるのも低山の魅力です。
ここからは小ピークの連続で、アップダウンを繰り返しますが、徐々にペースを掴み調子が出てきます。
旧正丸峠〜刈場坂峠
階段道がV字になっているその間が旧正丸峠です。目立った特徴がなく、うっかり通過しそうですが、ここが踏破認定の撮影ポイントです。忘れずに自撮りしましょう。
この辺りから道が崩れている部分がしばしばあり、危険だったりします。整備された百名山とは違います。
丘の上から見下ろして右手に屋根が現れたら、虚空蔵(こくぞう)峠です。舗装された林道にぶつかるので、地図を確かめながら進みます。
刈場坂峠〜終点
刈場坂(かばさか)峠からは気持ちよく下界が見渡せます。駐車スペースがありますが、このときいた車は1台だけでした。
この山域の登山道は一面栗だらけで、足の踏み場がないほどです。ひとつ持ち帰ろうかと思いましたがやめました。山のものは山にあるのが一番。
大野峠には作業員の方がいて声をかけられました。奥にある東屋の脇へとルートは続きます。山道の後で舗装路に出るという展開を繰り返します。
高篠峠に着いたら道標の示す方向へ向かいましょう。山と高原の地図上ではここに実線の山道が表記されています。それと思われる場所へ入ってみましたが、踏み跡不鮮明でした。
バリケードを通り抜けて進入します。途中、崩落箇所があります(2020年10月現在)が、支障なく通過できます。
白石峠には自転車がたくさん来ています。一方、トレッキングは少数派です。休憩所の裏が下山道で、そこから一気に下りて行きます。
アップダウンを乗り越えて疲労が出たのか、バス停までやけに長く感じます。集落に入ってもう一越えすると終点・白石車庫バス停です。
いつも通りバス停タッチで締め括り。お疲れさまでした!
まとめ
- 正丸峠では運よく雲海と出会いました。また、ここには昭和天皇並びに現在の明仁上皇と美智子上皇后の御展望記念碑があります。
- 目立って高いピークはありませんが、小刻みなアップダウンが続きます。
- 階段が崩壊している箇所があります。スリップ等に注意です。
- 東松山環境管理事務所では白石峠〜白石車庫バス停の注意喚起をしていますが、まったく問題ありません。
【埼玉県コース】
- これまでの踏破距離:4コース・48.5km
- 残りコース数・距離:9コース・107.0km
【関東ふれあいの道全体】
- 神奈川県コース:150.9km(全踏破)
- 東京都コース : 91.9km(全踏破)
- 埼玉県コース : 48.5km
- 累計踏破距離 :291.3km
※上記の集計ではコース設定上の距離を用いており、実測値とは異なります。
最後までお読みいただきありがとうございます。次回はコース5「大霧山に登るみち」です。