はにわ旅日記

日本中を自分の足で旅したい!

丹沢日記【大山】門戸口〜金比羅尾根(諸戸尾根)

 こんにちわ、うちだまです。

 初登山以来慣れ親しんでいる丹沢山地は、数多くのコースを持ち、かつ、奥深いです。そんな丹沢を改めて探索してみようと思いました。

 まず今回は第1回目として下記のルートを歩きました。

  • コース番号・コース名:100・門戸口コース、69・金比羅尾根(諸戸尾根)
    ※コース番号、コース名は「東丹沢登山詳細図」によります。
  • 日程:2021年1月2日(土)

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アプローチ

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 今回はヤビツ峠を起点としました。小田急線・秦野駅から路線バスでアクセスします。バス以外では車によるアクセスになります。ここの駐車場は早朝から埋まるので注意しましょう。→登山口ナビ

ヤビツ峠〜青山荘

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 ヤビツ峠のトイレ裏に駐車場があります。青山荘へ向かう門戸口コースの取付きは駐車場の一番奥にあります。

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 道標を見つけたら、すぐ左手に下ります。斜面を登らないように気をつけましょう。

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 ここは数年ぶりに歩きました。当時でも人の気配を感じないルートでしたが、その頃よりさらに数段荒れてしまった印象です。

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 古い道標とリボンを目印に進みます。基本は枯れた沢の両側で踏跡を探し、斜面を登らないようにします。

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 途中で上記の表示が現れます。奥の方向に向かうようにも見えますが、周囲は不明瞭です。北西方向にルートを探しましょう。(2021年1月現在)

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 門戸口まで僅か1.2kmですが、荒れ具合の認識がないと驚くかもしれません。難しくはないので、落ち着いて歩きましょう。

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 林の合間から建物が見えたら突破完了です。少しほっとしますけど、周りに自分しかおらず、きまぐれ喫茶も休業中のようで寂しいです。

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 ここから金比羅尾根(諸戸尾根)の取付きまで舗装路を行きます。駆け足で時間を短縮しましょう。

青山荘〜大山

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 BOSCOキャンプ場の看板が見えたら、もう一息です。

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 道路右手に緑の看板があり、その奥に鳥居があります。ここが金比羅尾根(諸戸尾根)の取付きです。

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 鳥居の奥には小さい社がひっそりと控えています。諸戸神社です。新年のご挨拶と登山の安全をお願いしました。

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 沢に沿って踏み跡があり、程なく分岐に当たります。直進方向がより明確に見えますが、それは別ルートです。ここから尾根に向かって登ります。

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 尾根に合流するまでは一気に登ります。崩落もなく歩きやすいです。合流点には巡視路標識があるので目印になります。ところで、ここで写真奥から現れた二人組を見かけました。ルートがあるのでしょうか。

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 驚くほど道は明瞭です。尾根上を進むと再び標識がありますが、尾根を外さずに直登しましょう。

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 大山に向かって真っ直ぐ尾根筋が続きます。一息つく場所はほとんどなく、ひたすらに登ります。

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 北の方向には木々の間から13号鉄塔、その向こうに丹沢三峰が見えます。

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 「水源の森林」標識からは大山山頂が確認できます。人影はなく静寂で、頭上の空も開けて気持ちいいです。

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 振り向くと丹沢山地、その奥に富士山が見えています。肉眼では三ノ塔避難小屋も確認できました。

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 山頂まで直線距離で0.3km付近で踏跡が不明瞭となります。地形と山頂の方角を意識して、尾根の中央もしくはやや南寄りで踏跡を探しつつ登っていきます。北側へ巻くとロストする予感がしました。

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 不明瞭な部分を抜けるとフェンスが出てきます。これが正解で、まもなく柵戸にぶつかるはずです。

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 柵戸を開けて入ったところで一般登山道と合流します。どちらへ回ってももう山頂です。今回は電波塔方向に行きましょう。

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 この日大山は賑わっていました。急に大勢の人がいる場所に出たので、場違いな気分になりました。

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 ここから見る丹沢山地は迫力あります。富士山とのコラボもバッチリです。

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 初のバリルート登頂に一安心。何回も来ている山頂ですが、今日は格別です。相棒のはにわJrと記念撮影です。

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 この後は雷ノ峰尾根を下って日向薬師バス停を目指しました。このコースは別な機会に記したいと思います。

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 バス停に到着してゴール。お疲れ様でした!

まとめ 

  • 門戸口コースはやや荒れていますが、ゆっくり進めばクリアできます。
  • 金比羅尾根(諸戸尾根)は踏跡明瞭ですが、山頂直前に不明瞭な場所があります。
  • 草が冬枯れしていて踏跡が見えやすかったです。

 最後までお読みいただきありがとうございます。今後も丹沢を歩くたびに記事にしたいと思います。

お願い

  • 金比羅尾根に正式な道標はなく、木道整備などもされていません。地形図やコンパスの装備をお勧めします。
  • 本記事は筆者個人の感想に基づきます。気象や季節、尾根状況などは現況が優先されます。登山者本人の判断で安全に行動してください。