こんにちわ、うちだまです。
関東ふれあいの道・埼玉編、アタックは5回目となりました。コース9と10を連続で突破する予定で臨みます。まずはコース9に出発しますが、前後編に分けてお伝えします。
【関東ふれあいの道については「NATS自然大好きクラブ」をご覧ください】
- コース:9 将門伝説を探るみち
- 日程:2020年12月26日(土)
- 距離・コースタイム:14.3km・4時間50分
アプローチ
秩父鉄道・皆野駅から皆野町営バスで移動しました。ダイヤ限定です。駅舎から1〜2分ほど離れた場所にバス乗り場があります。
ここから西武バスも出るので利用路線に気をつけましょう。同乗した女性二人組によると始発から満車のこともあるそうですが、この日の乗客は3人でした。
起点〜石間峠
同乗のお二人は先に下車しました。一人になり行き先を告げると、運転手さんは車内アナウンスも省略して目的地まで飛ばしました。起点・西門平(にしかどだいら)バス停です。
バスが去った方向に進み、案内板の先を右に入ります。ここからしばらくは舗装路ですが、徐々に山の気配を感じさせます。
まずは約500m標高を稼がないといけません。山道に踏み込むとギアが一段強まります。道は明確で道標もあり、迷うところはありません。
途中、視界が開ける一瞬がありました。遠くに霞んで見えるのは筑波山でしょうか。冬場の澄んだ空気と青空が気持ちいいです。
巻道との分岐に出たら直登ルートへ進みましょう。なかなかの登りで息が上がります。
登った小ピークが鐘掛城です。平将門討伐や戦国時代の武田軍に活用されたそうですが、現代では登山道の分岐点です。
石間峠〜城峯神社
やや広めの道を下っていくと、舗装路と休憩所が見えてきます。そこが石間(いさま)峠です。ここからは周回コースのため、左に進んでもいいのですが、今回は直進して山頂を目指しましょう。
石間峠からひと頑張りして登り続けます。意外と距離が残っていることを思い知らされて、改めて汗が出てきます。階段に足がかかったその先に、やっと鉄塔が見えました。
城峯山には明るい日差しが降り注ぎ、一等三角点がしっかりと主張しています。
平将門伝説によると、城峯山は関東が一望できるこの地に城を築いたことから、その名前がついた
(出典:秩父市ホームページ)
この山頂に城を築こうと思うのは納得できます。西秩父の主峰とも言われる城峯山の標高1,037.7mは埼玉県コースでの最高点です。さあ、展望台へ上がりましょう。
周囲に目立って高い山はありません。でも、幾重にも連なる山々は分厚く、どこまでも続いています。上州と武蔵の奥深さに感銘を受け、360度の景色にしばらく見とれていました。
展望台の景色を満喫したら、先へ進みましょう。道標の右方向、鉄塔の裏手から斜面を下りて行きます。
登山道を下った先で不意に神域を表す仕切りに出合いました。一旦足を止めてから、改めて中へ入ります。もう、すぐそこが次の目的地です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。この後の旅路は「埼玉9【後編】」に続きます。