はにわ旅日記

日本中を自分の足で旅したい!

大山街道Walking プロローグ

 こんにちわ、うちだまです。

 やっと緊急事態宣言が解除されましたね。

 とはいえ、依然として都県またぎには慎重な状況で、関東ふれあいの道アタックは難しいです。目先を変えましょう。

目次
  1. ルートの検討
  2. 大山街道はいくつもある
  3. ターゲットを絞る
ルートの検討

 以下の条件で考えました。

  • 神奈川県内でできるルート
  • 一定の距離を踏破できるルート

 ざっと調べるといくつか条件に合うものが見つかり、そのひとつが大山街道でした。

f:id:uchidama0520:20200602194501j:plain

 これは私の練習フィールドである丹沢・大山への古き参拝道です。

大山は(中略)隆盛を極めた江戸期には年間二十万の人々が来山したと記録されています。(中略)江戸の町から二、三日の距離にある大山は気軽に参拝できることから、絶好の行楽地としても愛されたのです。(中略)この様子は古典落語大山詣り」の中にも表されています。
平成二十八年四月には「大山詣り」が日本遺産に認定をされました。

出典:大山阿夫利神社ホームページ

 街道の存在は薄々知っていましたが、これを機に改めて興味が湧きました。

大山街道はいくつもある

 私が下調べをした「参考書」はこちらの本です。

www.fujinsha.co.jp

 この中平氏がまとめた本(以下、「中平本」と言います)によると、大山街道には20ルート以上あります。(重複し合う道筋も多くあります)

 もっぱら東(江戸)から西(大山)へ向かう道です。ただ、房総や伊豆から海を渡る人々もいたので相模湾から始まる道もあり、さらには小田原や八王子方面から来る道もあります。

ターゲットを絞る

 中平本ではすでに5つのルートに絞っています。また、それ以外にも「王道の大山街道があります。これら6ルートがアタック候補です。

 以下に通りの名称と起点を表します。

  1. 柏尾通り:柏尾不動堂(横浜市戸塚区)
  2. 中原豊田通り:豊田道バス停(平塚市
  3. 矢崎通り:平塚新宿(平塚市
  4. 糟谷通り:平塚漁港(平塚市
  5. 田村通り:江ノ島弁財天(藤沢市)(注)
  6. 青山通り:赤坂御門(東京都千代田区

(注)田村通りは大山詣りの帰り道だったそうで、中平本では江ノ島が終点とされてます。

 王道と呼んだのが6の青山通りです。おそらく最も多くの現代人が挑戦しているルートで、かつ、上記の6ルート中では最長(赤坂〜大山は75Km超)です。

 本来やるならこれです。でも、やはりコロナ的に東京都心部から移動するのには抵抗があります。何せ、東京アラート。

 残りのルートを中平本で読むと、柏尾通りが私の自宅界隈、生活圏内を通っていることを確認できて、大変な親近感を覚えました。

 そこで最初のアタックは柏尾通りに決めました。

f:id:uchidama0520:20200603211338j:plain

 関東ふれあいの道は時期を見て必ず再開させます。それまでは気分を変えて大山詣りと行きましょう!

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回は早速、柏尾通りへ出発です。