はにわ旅日記

日本中を自分の足で旅したい!

関東ふれあいの道・神奈川14 越えて高尾

こんにちわ、うちだまです。

関東ふれあいの道アタック6回目ですが、前回のコース13に引き続きコース14に挑戦します。もう県境はすぐそこで、目前の山を越えれば東京都という位置にまで来ています。

関東ふれあいの道については「NATS自然大好きクラブ」をご覧ください】

  • コース:14 峰の薬師へのみち
  • 日程:2019年12月29日(日)
  • 距離・コースタイム:7.1Km(神奈川部分4Km)・2時間30分

【神奈川県コースの全体図】

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目次

  1. 今回の見どころ
  2. アプローチ
  3. 起点〜峰の薬師
  4. 峰の薬師〜三沢峠
  5. 三沢峠〜終点
  6. 終点〜高尾山口駅
  7. まとめ 

今回の見どころ

峰の薬師はコース11で通った日向薬師と並んで武相四大薬師に数えられています。小高い斜面の上に建てられたこの寺院は今も昔も国境・県境を越える旅人の道標です。

プチ情報としては以下のお話も。

富田常雄の『姿三四郎』では、檜垣兄弟との果し合いの場として登場する。「姿三四郎決闘碑」がある。

出典:Wikipedia 「峰の薬師」

アプローチ

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コース13から連続アタックなので、前回到達した城山高校前バス停からそのまま再スタートを切ります。そうでない場合はJRまたは京王線橋本駅から路線バスです。

起点〜峰の薬師

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城山高校前バス停を起点として再び歩き始めました。城山ダム側に戻ると信号があるので右折、湖に面した方に水の苑地があります。

コース13のクリア直後なのでここで一旦、休憩にしました。トイレとお昼を済ませて気分も一新。眼下の津久井湖越しに改めて城山を眺めます。それにしてものどか。湖に別れを告げて出発です。

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ここからしばらく道なりに歩くだけ。指導標識も多くはないので、正直不安になる瞬間もありましたが、地図アプリで現在地を確かめつつ前進。三嶋神が遠目に見えて、なおも進むと目印となるバス停が現れます。

峰の薬師〜三沢峠

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上中沢バス停の先に二股の分岐があり、大きく峰の薬師と書かれた看板が見えます。ここから舗装路と土道の混ざった林道を登りましょう。

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参道は単調で辛い登りですが、それを耐えていくとやっと鳥居が現れます。小さな売店がありますけど、果たして営業してるのかしら…

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境内には赤い柱が目立つ鐘撞堂があり、ここが撮影ポイントです。その奥には本堂が静かに待ち受けています。

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峰の薬師本堂には日向薬師ほどの圧倒感はなく、こじんまりとしています。お参りを済ませたら本堂の右手から奥へ進み、奥の院を目指して登ります。

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奥の院はコンクリート造りの四角い建物で、「これがそうなの?」と今でも半信半疑です。指導標識があるので間違いではないのですが、想像と随分違いました。

この先には電波塔があり、その脇を抜けて山道をひたすらに突き抜けましょう。

三沢峠〜終点

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整備された道を淡々と歩いた先で不意に大きな合流点に出会います。大きな道が交わるここが三沢峠で、標識などにも「高尾」の文字があります。

とうとう都県の境を越えた!・・・と頭では理解するものの実感がありません。実際ここまでの道のりには苦しんで越える険しさはなく、本当にひょっこりと辿り着いてしまい、若干拍子抜けしました。

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ここからは東京都コース「湖のみち」とルートが重複しますが、もう一気に下山するのみです。高尾グリーンセンターを通過し、林道を快調に飛ばします。林の間から和風建築の姿が見えてくると、それがうかい竹亭です。懐石の名店ですから、さすがに山歩きをしてきた格好では敷居が高いかな〜

www.ukai.co.jp

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民家のある場所まで出て、細い畦道のような道を抜けていくと車道に出ます。そこで終点・梅の木平バス停を発見します。

終点〜高尾山口駅

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梅の木平バス停発着の路線バスは、極度に本数が少なく当てになりません。事前リサーチでわかっていたので、ゴールの余韻も覚めやらぬまま、即刻歩き始めました。

まずは通りを渡りましょう。高尾山ICに向かって左側の歩道を歩きます。そうしないとその先で町田街道側へ入ってしまいます。ここはふれあいの道の設定外なので指導標識はありません。

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高尾方面へ進路が取れれば後は道なりに進むだけ。周囲に一般の人がいるな、と感じられる頃には高尾山の玄関口に来ていて、そのまま京王線高尾山口駅に到着します。

まとめ

  • 起点〜峰の薬師:めぼしい目印や立ち寄りどころはない区間です。ランで突破してしまうのも手です。
  • 峰の薬師〜三沢峠:本堂脇から見る津久井湖は鮮やかです。三沢峠まで一気に進みましょう。
  • 三沢峠〜終点:台風19号の影響もなくはないですが、通行に影響ありません。
  • 終点〜高尾山口駅:およそ1.6Kmほどですが、つなぎ区間なので踏破距離には算入されません。観光や高尾登山の人に混じってお団子食べるのもいいかも。
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  1. 神奈川県全コース総距離:150.9Km
  2. これまでの総踏破距離:117.4Km(神奈川部分のみ加算)
  3. 残りコース数・距離数:3コース・33.5Km

※上記の集計ではコース設定上の距離を用いており、実測値とは異なります。

東京都コースに片足を突っ込みましたが、はやる気持ちを抑えて一度神奈川県内へ戻ります。

残すは3コースとなりました。予定ではあと2回のアタックで完歩するつもりです。いよいよ神奈川県コースも終盤戦、大詰めです。

最後までお読みいただきありがとうございました。次回はコース15「弘法大師と丹沢へのみち」です。